ママチャリのハンドル調整に関して、多くの方が疑問を感じることがあるかと思います。
普段は気に留めないこの調整ですが、一度調節しようと思うと手順が分からないと感じる方も多いのではないでしょうか。
特に、ハンドルの角度や高さの調整は主要な2つの方法があります。
ママチャリのハンドルの高さや角度の調整方法を分かりやすく解説していきます。
ママチャリのハンドル調整必要な工具
ママチャリのハンドルを調整する際に必要な工具についてお伝えします。
ハンドルの高さを変更する際、六角レンチが欠かせません。
多くのママチャリで使われるのは6mmサイズのものです。ドライバーでの調整はできないため、正しい工具の選択が重要です。
ママチャリのハンドルの高さを調整する方法
ハンドルの高さ調整は、ステムという部分を緩めて行います。
このステムはハンドル中央部にある穴に位置しており、一部のママチャリでは、ハンドルキャップというゴム製のキャップがついていることもあります。
キャップを取り外すと、六角レンチで緩めることができる穴が見えてきます。
六角レンチを挿入し、力を入れて回すとステムが緩み始めます。
最初は固く感じるかもしれませんが、一度緩むとスムーズに回転します。緩めるのは2~3周程度で十分です。
次に、ハンドルの高さをお好みに合わせて調整します。
上げる際のポイントとして、ハンドルの側面には線が引かれており、これが最大の高さを示していますので、このラインを超えないよう注意してください。
長年使用しているママチャリでは、ハンドルが固く、調整が難しい場合があります。
その際は、足でタイヤを挟みながらハンドルを左右に動かし、少しずつ位置を変えると良いでしょう。
調整が終わったら、六角レンチを使ってステムをしっかりと締めます。
このとき、ハンドルが正確に真っ直ぐになっていることを確認しながら締め付けることが重要です。
斜めになってしまうと、運転時に不快感を感じるだけでなく、事故の原因にもなりえますので、注意が必要です。
最後に、しっかりと締めることで、安全な運転をサポートします。
ママチャリのハンドルの角度を調整する方法
ハンドルの角度の変更にも六角レンチを使用しますが、高さを調整する際とは異なる穴で行います。
この穴は一見わかりにくい場所にありますが、高さ調整の穴の裏側、つまりかごの方向から見た時に確認できます。
この穴に六角レンチを差し込み、力を入れて回転させることで角度の調整が行えます。
高さを調整する穴に比べて、角度調整の穴はブレーキワイヤーなどが近くにあるため、作業が少し難しくなる場合があります。
多くの場合、ママチャリは組み立て時に最適なハンドルの角度に設定されているため、頻繁に調整する必要は少ないと思われます。
しかし、調整が必要な場合は、締め付ける際にはしっかりと力を入れて確実に固定することを心がけてください。
ママチャリのハンドルの調整方法完全ガイドのまとめ
ハンドルの高さや角度の調整を行う際、主要な工具として六角レンチが必要となります。
ハンドル中央部には高さの調整用の穴が配置されており、その直ぐ裏側に角度調整用の穴が存在します。
初めての調整時や、調整後の固定時は、非常に強い力で締める必要があるので注意が必要です。
しっかりとした締め付けを心がけることで、安全かつ正確な調整が可能なります。
