「ママチャリを通販で購入」する際、どんな不安を感じているでしょうか。
サイズ感が合っているのか、品質が確かなのか。
通常の購入とは違い、直接手にとって確認できない通販の特性上、さらに心配事が増えることも。
ママチャリは安くても2万円以上と、それなりの投資になりますから、その不安は当然です。
そんなあなたのために、インターネット通販でママチャリを購入する際の注意点を4つピックアップしました。
通販でのママチャリ選び方7つの基本的なスペックの選び方
通販でのママチャリ選びで心配なのは、手にとって確認できないからこそ、詳細なスペックや機能を把握すること。以下、注目すべきポイントを明確にご紹介します。
ママチャリのタイプ確認
通常、通販で販売されいているママチャリには「シティサイクル型」と「軽快車型」の2種類があります。
- シティサイクル型: スタイリッシュでスピードを出しやすいデザインです。ハンドルがまっすぐで、一般的にキャリアやスタンドが省かれていることが特徴。
- 軽快車型: 伝統的なママチャリの形状です。ハンドルが曲がっており、荷物を乗せやすいキャリアや安定性のある両立スタンドを装備しています。
ママチャリのタイヤインチサイズの確認
ママチャリのタイヤインチサイズは、自転車のタイヤの大きさを示す指標です。
通販でママチャリの選び方の一つとして、身長に合わせて選ぶことがポイントです。
車種により違いはありますが、大筋以下のタイヤインチサイズと身長になります。
- 24インチ: 120cm～150cm
- 26インチ: 140cm以上
- 27インチ: 150cm以上
26インチは140cm以上となっていますが、一般的な男性でも乗ることができるママチャリが多いです。
一方24インチになるとやや小さくなり背の低い女性やシニアの方向けのママチャリだといえます。
変速ギアの有無
変速ギアは、坂道や風の強い日など、環境に応じてペダルの軽重を調整できる機能。
特に坂の多い地域では必須です。
変速ギアも内容変速ギアと外装変速ギアがあります。
ママチャリの多くがは内装3段変速ギアと外装6段変速ギアです。
外装6段変速ギアの方法が比較的安価ですが、ギアが外に出ているため、メンテナンスが必要になります。
一方内装変速ギアは一見変速ギアなしと見た目は似ていますが、メンテナンスがほとんど必要ない変速ギアです。
ただし、内装変速ギアのほうが数千円価格が高くなります。
ママチャリのライトの選び方
ママチャリのライトは大きく分けて「オートライト」と「ブロックダイナモライト」の2種類があります。
通販では明確に種類を確認することが重要です。
ブロックダイナモライトのほうが安価ですが、昔からあるタイヤと発電機が擦れて発電するタイプです。
オートライトは、前輪のハブ部分で発電を行い、自動で点灯するタイプのライトです。
「夜ママチャリに乘るのか」、「予算はいくら程度か」などでママチャリのライトは選ぶようにしましょう。
ママチャリのキャリア（荷台）の最大積載重量
ママチャリのキャリアは、荷物やチャイルドシートを取り付ける際に必要な部分です。
荷台とも呼ばれています。
特に、子供乗せ取り付ける場合は、25kg以上の耐荷重が必要です。
「最大積載重量25kg」や「キャリアクラス25」などと表記されています。
安いママチャリでキャリアクラス18など最大積載重量が18kgまでとなっているママチャリもあります。
この場合、子供乗せは法律上設置できないので注意しましょう。
ママチャリのデザインやフレーム形状
通販では色の質感やフレームのディテールが伝わりにくいため、確認の際は写真や説明をしっかりチェックすることがポイント。
色に関してはインターネット通販の場合、写真と実際の色合いが異なることもあります。
特につや消し度合いや細かいラメの有無などは写真からは伝わりにくいため通販で購入してから思っていた色合いと違っていたとならないよう色について注意書きがないか確認しましょう。
ママチャリのBAA、JIS規格
BAA、JIS規格はママチャリ品質を示す規格の一つです。
通販では明記されていない場合も多いので、必要に応じて販売店への問い合わせも視野に入れておくと良いでしょう。
通販でママチャリを購入する際は、これらのポイントをしっかりと確認し、納得のいく一台を選ぶよう心がけましょう。
通販ではママチャリの送料の確認は忘れずに
通販の際、特に大きな商品の購入を検討する時に気をつけたいのが送料の問題です。
小さなアイテム、例えば書籍や衣類などでは、送料はあまり気にならないかもしれませんが、ママチャリのような大きな商品では送料が全体のコストに大きく影響します。
一般的な宅配便では取り扱えず、大型便が必要となることが多いです。
お気に入りのママチャリを見つけても、購入手続きの際に高い送料が発生するとガッカリすることもあるでしょう。
そのため、先に送料が安価、または無料であることを確認してから商品選びをすると効率的です。
さらに、通販サイトによっては、同じ都道府県内でも詳細な住所により送料が異なる場合があるので、事前に「送料について」のページや会計前の送料記載をしっかりとチェックすることを推奨します。
通販ではママチャリの組立ての要否を確認しよう
通販でのママチャリ購入時、「コストパフォーマンスが良い！」と感じるものの中には、実際には自分での組立てが必要な商品が多いです。
この点は街の自転車店などでママチャリを購入する時に最も異なる点です。
「商品は90%組み立て済み」といった表現が商品ページに記載されていることがあります。
しかし、このような情報は文中の隅に小さく書かれていたりするため、見落としやすくなっています。
購入前にこの点をしっかりと確認することが大切です。
組立て後は、安全のため自転車専門店での点検を受けることを強くおすすめします。
事故のリスクを減少させるために、この点検は欠かせません。
もし組立てに自信がない場合は、自転車屋での組立てサービスを利用することも考えられますが、その際のコストも考慮して購入を検討しましょう。
または「100%組み立て」、「完全組み立て」などの表記がある場合はすぐ乗れるママチャリが届くのでそれら表記があるママチャリを通販では選ぶようにしましょう。
通販ではママチャリの定価が実際の価値を反映しているか確認しよう
通販サイトを見ていると、時折、実際の販売価格と定価との間に大きな差が存在する商品を目にします。
この傾向は自転車だけに限らず、多くのカテゴリで見られるものです。しかし、消費者としては実際の販売価格を重視し、定価に過度に依存しないほうが賢明です。
特に、ネット通販のセールイベント、例えば「楽天スーパーセール」の際には注意が必要です。一見、大幅な値下げや半額セールのように見えても、元々の価格設定が高かったりすることも。
服など他の商品でも同様のことが言えるので、真のお買い得かどうかをしっかりと判断することが大切です。
通販でのママチャリ購入のキーポイント 通販でママチャリを選ぶ際、多くの人がまずは価格に注目しますが、細部にわたる検討が必要です。
先に挙げた「スペック」、「送料」、「組み立て要否」、「定価の信頼性」といったポイントを考慮し、自分に最適なママチャリを選びましょう！
通販で購入できるママチャリの選び方4つの注意点のまとめ
通販で自転車を買うとき、サイズ、品質、価格など不安が多いです。以下が注意すべきポイントです：
- ママチャリのタイプを選ぶ：シティサイクル型と軽快車型の違いを理解し、用途に合ったものを選ぶ。
- タイヤサイズを確認：身長に応じたタイヤインチを選ぶ。
- 変速ギアの有無を考える：地形に合わせて変速ギアを選び、内装と外装の違いを理解。
- ライトの種類を確認：オートライトとブロックダイナモライトの違いを理解し、必要なものを選ぶ。
- キャリアの最大積載重量を確認：荷物や子供の乗せる場合、耐荷重に注意。
- デザインと色合いを確認：写真から実物の色合いを予測し、説明文を確認。
- BAA、JIS規格をチェック：品質規格を確認し、不安なら販売店に問い合わせ。
- 送料を確認：大型商品の送料を事前に確認し、コストを考慮。
- 組立ての要否を確認：組み立てが必要な場合、自分で行うか、専門店での点検を考える。
- 定価と価格を比較：割引セール価格が本当にお得かどうかを判断する。冷静に価格を見極めることが大切。
これら点を抑えて通販でママチャリの購入を検討してみてくださいね。
